前回、「SLニセコ号」で道内では2度目のSL乗車を果たしたのですが、今回はそのときに指定券を確保していた「SLデンマーク・ニッセ号」への乗車のため、出かけることになりました。しかし、今回の運転は夜になってからで、それまでの時間は最近凝り出した駅めぐりに費やすことにして、結果的に1周の行路になったものです。
![]() |
まずは、千歳線から室蘭本線へ直通する唯一の普通列車に乗車、といきたいのですが、札幌の発車は6時25分と早く駅へ到達できないので、後続の快速「エアポート」62号に乗車します。もっとも、この普通列車は2本の快速に抜かれ、私が乗った62号は千歳で接続します。
昨年に快速電車としての運用からはずれた711系電車は現在、朝夕における間合いで運転されています。そのため、昼間に札幌圏で見かけるのはほとんどなくなってしまいました。やはり、721系や731系の発車時の加速、最高速度などの観点からすると仕方のないことなのかな、と感じてしまいます。 |
![]() |
最初に訪問した駅は、白老のひとつ次の萩野です。ここでは、特急「北斗」4号の通過待ち合わせのために5分の停車があり、これを利用して行ったものです。最近、駅めぐりの範囲が主要駅から各駅訪問に変わりつつあり、いくつか特急の停車しないような駅を訪れてはいるのですが、かつて窓口に駅員または係員がいて、繁栄を物語るものが多く残っていたりするものです。室蘭本線内の特急通過駅のほとんどは駅におけるきっぷの販売が無く、駅を発車すると車掌さんが端末を持って切符を発売するという光景を何度も見ました。
実は南千歳発車の時点で数分の遅れがあったのですが、終点の東室蘭の到着は定時でした。途中、下車するお客さん達から切符を回収したりしていて、かなり時間を要したように思えたのですが、ダイヤは多少の余裕を持たせているようですね。 |
![]() |
これからは、東室蘭から室蘭までの間にある3駅を訪問することにします。こちらの方がSLに並んで今回の目的だったりしますが(笑)。この区間は特急「すずらん」も通り、電化複線ではありますが、この区間を走る普通列車はほとんどディーゼルカー、ワンマン運転になります。途中駅で有人なのは母恋駅のみで、改札はいずれも行っていないので、こちらの方が便利であるとは言えますが・・・。 |
![]() |
本当は順番通りに行きたいのですが、ダイヤの組み合わせの都合から2つめの御崎駅へ最初に下車することにします。大きな道路に面した駅で、室蘭へ向かうバスが頻繁に運転されていることから、この区間での鉄道利用はほとんど少なくなっているようです。また、誰もいない駅舎には、長らく営業されていないのか固くシャッターで閉ざされたキヨスクがあります。室蘭は鉄鋼業で栄えた都市で、御崎駅は特に工場が集まるところに位置していることから、労働者がよく利用していた駅である、と想像しています。 |
![]() |
続いて、御崎から1駅戻って輪西駅へ到着しました。ここも製鉄工場があり、かつてほどの賑わいからは多少寂しくなっており、改札口は外へ通じるところに駅員さんが立って切符を回収する鉄パイプ製のボックスのようなものが並んでいます。初めて見たのですが、この駅から2km近く歩くと室蘭ユースホステルがあり、その案内板が改札口に張られています。 |
![]() |
そして最後に母恋駅へ・・・と言いたいのですが、輪西駅からはバスを利用しました。それでも、予定していた列車のひとつ前に乗車することはできず、30分近くをこの付近で過ごすことになりました。この駅は、絶景を見られる地球岬の最寄駅で(それでも3km近くありますが)、観光色の強い駅舎になっています。輪西駅と同様に、簡易なつくりの改札ボックスが並んでいますが、駅の入場券に人気があり、簡易委託駅として販売している方がいます。 |
これより先は、全く訪れたことの無い東室蘭〜長万部間を時間まで行うことにしました。