26.Final Distance 〜初上陸・四国めぐり〜 <2>

ひとまず、この日はホテルに泊まる予定がないのでロッカーに荷物を預け、さっそく四国ゾーン券を持って列車に乗って行くことにします。まずは、15時45分発の伊予市行きに乗車します。

四国で最初に乗る電車は、この7000系の単行になりました。最初、電化されているのは松山までと思っていたのであれっと思いましたが、時刻表を見るとちゃんと書いてありましたね(^^;) VVVFインバーターを搭載したこの列車は力強い走りをし、途中北伊予駅で9分の停車を経て伊予市駅、終点に到着しました。

駅を降りて道路を隔てたところに、伊予鉄道の郡中港駅があります。今まではJRだけかと思っていたんですが、伊予鉄では簡易委託の駅がけっこうあるらしく、この駅もそれらしき方が集札していました。自動販売機できっぷを購入し、ちょうどのタイミングで発車した2両編成の電車に乗って、松山市まで乗車することにします。

松山市駅から市内電車に乗り換え、道後温泉を目指します。松山市内にある球場に坊っちゃんと付けるほど正岡子規ゆかりの地と言える都市ですが、市役所など多くの場所で幟を見かけました。というのも、2001年度に新たに野球殿堂入りすることになっており、これは野球を日本に伝え、始めた功績を称えてのものだそうです。

市内電車は、環状線に合流する南堀端から道後方面へ分かれる上一万までの間で最も運行本数が多く、特に道後温泉からJR松山駅または松山市駅(「市駅」と呼んでいます)へ向かう便は2〜3分に1本あり、これに環状線の電車が10分に1本の割合で出ているので、前を走る電車のすぐ後ろを走ることが日常的になっています。その分、停留所では2両分止まれるようにはなっていますね。

そして、5時頃に道後温泉に到着しました。本当は浸かって来ようと思ったのですが、直前になって持病の皮膚炎がふたたび悪化してしまったのでまた今度、ということにして一帯を散策した後上一万で環状線に乗り換えました。

先ほど環状線は10分に1本と書きましたが、上一万を出ると専用軌道を走るようになり、しかも単線になりました。いくつかの行き違い可能な停留所を経て、ようやく複線となるJR松山駅前を通過して大手町で降りました。というのも、市内電車と伊予鉄高浜線との十字交差が見られる、珍しい光景があるということからです。この十字もありますが、同じく高浜線との接続駅である古町では複線の高浜線を斜めに横切るという荒技もやっています。

その後、松山市駅まで外堀を見るような形で歩き、アーケード街を通ってすでに入れなくなった松山城の下を行き、結局上一万駅まで歩いてしまいました(笑)。さすがにここからは市内電車でJR松山駅へ戻ります。

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