6.一人さわやかウォーキング 〜函館本線・二股駅〜蕨岱駅〜 <3>

キハ150はキハ40よりはるかに軽快に峠を登りきり、かつては撮影地として有名だった上目名駅の跡を通過し(短い青いシェルターと電気関係の小さな建物が目印。1984年に廃止されました)、13時34分に比羅夫に到着して下車しました。ここもそれほど利用者のいる駅ではないようで、当然のように降りたのは私だけでした。そして見知らぬ臭いを嗅ぎつけたのか結構遠くにあると思った家にいた犬に吠えられたので、すごすごと駅舎にこもっていました(笑

比羅夫駅は、駅舎をそのまま宿泊施設に転用した『駅の宿ひらふ』として有名になり、自然を背景とした旅人宿としてシーズンにはにぎわいを見せるようですが、訪れたときには人の気配がありませんでした。18分しかなかったのですがコーヒーでも飲んでみたかったんですけどね(^^; ところで、ニセコひらふスキー場の最寄駅と間違えて下車する人もいるようですが、確かに位置的にはそうでもバスなどの交通機関がないので、倶知安駅からが便利なのでご注意下さい。

18分の滞在で比羅夫を後にして、札幌始発の快速「ニセコライナー」が小樽からワンマンとなった2両編成のキハ150に乗り、未踏の目名駅に14時28分に到着しました。誰もいないログハウス風の駅舎ですが、ちょっと怖くなったので散策を済ませてからの30分余りはホームにある椅子に座っていました。

この駅には有珠山噴火に伴う迂回措置に伴って行き違い設備が建設されました。片方はホームがなく、営業列車同士の交換はできません。現在使われている形跡は感じられず、赤信号が点ったままの出発信号が寂しく思えました。峠越えの前の駅ですので、蘭越始発の列車を目名始発にしてもいいのでは、という気もしました。

目名に着いて1時間後、写真の雪との境目の上をゆっくりカーブして来る単行のキハ40がやって来ました。

キハ150と同じようにクロスシート部分は4人分のボックスと2人分のがあって、2人の方は進行方向の右側でしたので、こちらに掛けます。これまでキハ150にしか乗っていなかったので、キハ40のゆっくりとした運転で眠くなりそうになっていました。その運転同様車内にもまったりとした空気が流れており、半分近くの乗客は寝ていました。

列車は倶知安で16分、銀山で5分停車して、来たときよりも20分近く遅いペースで小樽へ向かいます。小樽ひとつ手前の塩谷駅で先ほど列車の遅れの原因となった寝台特急「北斗星ニセコスキー号」と行き違います。日曜日ということもあり、上野到着が10時頃になるせいか寝台はかなり空いていた模様です。

そして17時59分に小樽到着、5分の乗り継ぎで連絡階段を降りて向こう側のホームへ渡って快速「エアポート」184号で帰路に着きます。前日に行われたダイヤ改正で、新たに恵庭に停車するようになったのだなと自動アナウンスを聴いているうちに、空は暗くなってしまいました。

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