11.48時間1万円の旅・10年ぶりの道東めぐり <1>

JR北海道では、ごく限られた時期に2日間を1万円で道内全線を乗り放題、指定席は購入時に4回まで買えるという『スーパー前売りきっぷ』を発売しています。今回、ようやく日程を合わせることができたので、使ってみることにしました。

(写真をクリックすると、大きいサイズ(640×480)の写真が現れます。)

最初に乗ったのは、札幌を22時17分に発車する、快速「エアポート」213号の折り返しで6両編成の千歳行き普通列車です。

普段指定券が必要な『uシート』ですが、普通列車として運転される場合は無料で乗ることができて、登場したての頃には「乗ってもいいの?」という雰囲気が多少なりあったのですが、最近ではもう慣れたのか、この時間にも関わらず満席になりました。

列車は徐々に乗客を降ろして行き、恵庭あたりで『uシート』には誰もいなくなりました。終点の千歳に着いてから、駅に併設されているコンビニで食糧を確保しておいて、後続の苫小牧行きに乗車しました。

次の南千歳駅で下車し、ここで本日最後の列車である特急「まりも」を待つことになります。なぜこんな時間から動いたのかと言うと、「2日間有効」と言うことは、0時を過ぎれば有効であるわけですから、特急「まりも」が0時を過ぎて最初に停車する追分駅からの特急券を確保しておけばよいのです。という裏技(?)を使った人がいるのかどうかは定かではありませんが、周りにはある意味何もないはずの駅の待合室には同じ列車を待つ人に加え、いまだにみどりの窓口が営業していました。この窓口で、追分までの特急券と乗車券の購入をしておきます。

23時43分、B寝台を2両挟んだ5両編成の特急「まりも」が2番ホームに到着しました。普段は新千歳空港から来た札幌方面行きの列車が到着するホームです。

0時4分に追分を出ると、非常にゆったりとしたペースで進行して行きます。川端駅と滝ノ上駅の間にある滝ノ下信号場で10分停車し、新夕張を通過したあたりからようやくスピードを出し始めたと思ったところで、楓駅の次にあるオサワ信号場でも7分の停車があり、新得に到着したのは2時半頃でした。3時17分に到着した帯広では半分近くが降りて行き、ゆったりしたと思ったら4時半頃には外が明るくなってゆき、白糠駅に着いた時点で定時運転中であるアナウンスが流れてきました。

5時50分、定刻通り釧路に到着しました。ここで地下通路を渡って2番ホームに停車中の根室行き快速「はなさき」に乗りかえるべく、1両しかないうちの進行方向を向いた座席で、かつ見通しの良い座席を求めて走り、なんとか確保できました。このあたりで走っているキハ54は座席の向きを固定された簡易リクライニングシートで、さらに座席と窓が合っていないので、席によって景色の見え方が変わってくるのです。

東釧路を出ると、次の厚岸まで45分ほど止まりません。花咲線(正確には根室本線)は初めて乗ったもので、延々海岸線を走るものかと想像していたのですが、それほどはありませんでした。

厚岸駅では8分の停車時間があるので、外に出てみました。厚岸と言えばかきめしが有名な駅ですが、7時にもなっていないこの時間ではキヨスクすら開いていませんでした。よく考えると普通の平日ですし、釧路行きの普通列車には学生がかなり乗って行きました。

次に停車する茶内駅でも、交換列車の待ち合わせのため7分ほどの停車がありました。

こちらで、先ほど朝の光で反射して上手く撮影できなかった列車を撮りなおしておきました。

釧路を出て約2時間半、夜行でほとんど眠れなかったので何度も寝てしまいそうになったのを我慢して、ついに8時12分、根室に到着しました。普通の乗りつぶしであれば、折り返しの普通列車で戻るところですが、それではあまりにもったいないので、少し根室を観光することにしました。

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