7.2003年は除夜の鐘で 〜年末年始・9日間日本横断の旅〜 <1>
この旅の計画は、10月頃に「今年の年越しはそれぞれ別の場所で迎えようか」との父の一言に始まりました。よく考えると年越しは両親の実家を含めて宅内でという例しかなくて、屋外で迎えたこともなければ、親戚は道内に集まっているため北海道を出たこともありません。そこから色々組み合わせて大まかな計画が出来あがるのに時間はそれほど要さず、2002年12月28日、仕事納めを終えた足で初めて年越しを道外で迎えるべく、札幌駅へ向かいました。なお、決して家族の仲が悪いわけではないので誤解なきよう・・・。
(写真をクリックすると、大きいサイズ(640×480)の写真が現れます。)
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飲み会を終えて帰宅したのは、21時を少し回った頃でした。それから急いで支度を済ませ、札幌駅には21時50分頃と、これから乗る急行「はまなす」発車時間のわずか10分前です。ところが、この日の札幌は1日で30cm近い積雪があったため、いくら冬こそのJRでもダイヤに大きな乱れが生じていたのです。 |
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定刻の3分くらい前に、列車は入線してきました。よく考えると仕事納めを終えてから駅に直行して夜行に乗る、と言うのは無茶な考えで、満席だろうと踏んでいた急行「はまなす」の指定席にはかなりの余裕がありました。それでも自由席には比較的長い列はできており、青春18きっぷのルールでJR北海道・東日本と一部の私鉄線に加えて「はまなす」も利用できるという『北海道&東日本パス』の影響ではないかと勝手に思っていたりします。 なお、列車の方は特急「スーパー宗谷」4号と接続を取るため、20分ほど遅れて発車しました。 |
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苫小牧では先の踏切で車両が立ち往生したために、さらに遅れて函館には50分ほどの遅れで3時30分頃到着しました。私はここで下車し、「スーパー白鳥」をかたどったゲートをくぐりました。その後、タクシーで五稜郭公園付近へ行って24時間営業のインターネットがあるらしい情報がありましたが見つからず、1時間かけて路面電車の沿線を歩いて函館駅に戻ってきました。 |
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函館駅に戻ったのは5時頃でした。この時間になると朝市の営業準備が始まり、早いところではすでに売り出しています。上がったばかりらしいカニなどの臭いを横目に朝食の塩ラーメンを食べ、6時過ぎに再び戻ってきました。函館駅は現在新駅の設置工事の最中で、左側の建物が新駅、右側のちょっと古っぽいものが現在の駅舎です。写真は朝市側の出口で、ここを通ると「はまなす」や「北斗星」1号を降りた人などが椅子に腰掛けて眠っている待合室になっています。 |
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さらに待つこと数十分、ようやく特急「スーパー白鳥」10号となる列車が、函館駅には今までなかったようなインバータ音を鳴らしながら入ってきました。お分かりかと思いますが、これのために函館で数時間も開く列車を選んだもので、乗ったときにはようやく報われた、という気持ちでした。 |
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列車は8両編成でした。指定券は発売の日に購入したものですが、函館発ではかなり席に余裕がありました。早速、7時ちょうどになると静かに列車は動き出しました。寝台特急「北斗星」3号が遅れていたのが心配だったところ、次の五稜郭で交換をして、数分の遅れで収まりました。 |
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ドア上の電光案内板です。見た目は261系「スーパー宗谷」に似たような感じに思えます。 |
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上磯駅は通過し、木古内を発車すると高規格の路線を高速で通過して行きます。そして7時46分頃、青函トンネルに入りました。函館を出て46分と言えば、快速「海峡」では木古内にも到着していない時間になります。 |
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トンネル内では、以前のように現在何km地点にいるかといった表示はなく、特急「スーパーおおぞら」で見られるタイプのおおまかな位置表示が出てくるだけでした。およそ25分で通り抜ける訳ですが、単純に長いだけのトンネル、といった感じ方になるのが怖いと前回の旅のときと同様に思いました。 |
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青森に到着したところで方向転換をし、その間にかなりの乗客がありました。急ににぎやかしくなった列車はノンストップで飛ばし、八戸には2分ほど遅れて到着しました。 |
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そして、改札を出てからわずか5分ほどでは駅の外に出る余裕もなく、今度は新幹線用の改札を通って真新しいホームへと降り立つと、10両編成の「はやて」10号が11番線に停車していました。 |
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既に乗車は始まっており、私は一旦普通の改札を出て新幹線の改札をくぐってきたのでスムーズに行けましたが、乗り換え改札口ではかなりの渋滞を引き起こしていました。この改札を通るには、乗車券と「スーパー白鳥」の特急券、新幹線の座席指定券の3枚が必要になるせいもあるでしょうが、JR東日本の新幹線では自動改札を通った指定特急券をこの場で検札の効果を持たせよう、というシステムの改正がありました。慣れるまではしばらくの我慢、と言ったところでしょうか。 |
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車窓風景はと言うと、ほとんどがトンネルであまり楽しむ余裕はありませんでした。今回開業した八戸〜盛岡間では新型のATCを搭載しており、具体的な速度の信号が出るのではなく、先行列車の位置や停車位置に合わせた減速を最も緩い段のブレーキで行うもの(DS−ATC)になっています。乗っているとゆっくり減速しているのが分かります。しかし残念ながらこの減速を体験できるのは、この「はやて」10号が八戸を出ると盛岡まで停車しないので、1度だけになってしまいました。その盛岡を降りて、後方に行ってみました。 |
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後続の「こまち」10号との連結シーンを見ようと、結構多くの人が詰めかけていました。かく言う私も盛岡でこれを見るのは初めてで、いつも見ていた小田急の連結作業とは違ったスケールのようなものを感じます。 |
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仙台に到着したところで、私は下車します。しかし改札は都合上通ることができないので、30分近くをホームで過ごしていました。 |
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