17.1日散歩きっぷの旅 V 〜秘境・小幌駅を目指して〜 <4>

発車してしばらくすると、右手に太平洋を望みます。このあたりは道路もまっすぐ伸びており、沿線は建物もほとんどないような所で、そんな中に旭浜駅はあります。しかし、この列車は通過となります。鉄道だけで言えばかなりの秘境ですが、これだけ幹線道路に近いとそんな気も薄らいでしまいます。

長万部を出て最初に停車したのは、静狩駅でした。最後にこの駅を訪れたのは昨年の6月でしたが、いつの間にかイメージチェンジされています。とは言っても、従来の駅舎を囲うように木板を貼り付けただけのようです。

小幌駅も通過し、礼文駅に到着しました。しかし、ここで下車したわけではありません。

ここでは特急「スーパー北斗」9号に通過追い抜きされました。こういう地区では珍しく思いますが、どうせなら長万部で接続を取ればいいのに、とも思います。

礼文を発車すると、右手には礼文華海岸と呼ばれる、奇岩が群生する地帯があります。かつては列車から見ることができたようですが、現在では新しいトンネルで通過するため見ることはできません。それでも、礼文駅と大岸駅の間、約4kmを歩くなり車で通るなりする価値はあると思います。車での通行には落石の恐れもあるうえ、道幅が狭い箇所があるので注意が必要です(信号機は付いています)。

洞爺の1つ手前、豊浦で下車しました。私自身は1年ぶりの訪問になります。

時間があるので、国道の方へ来て見ました。電光掲示板には、虻田洞爺湖ICより先は通行止めと出ていますが、これは2000年に起きた有珠山噴火の影響により土砂で埋まってしまい、それが未だに復旧していないことによります。当初は高速道路も通行止めになり、こちらの地図で+印が付いているところに仮出入り口を設置して対応していました。

散策もほどほどに、駅へ戻ることにします。国道側から駅へアクセスするためには、最近付いたらしい駅の連絡橋に付けられた通路と、それが無かった頃は唯一だったと思われる跨線橋があり、その橋を渡ってみました。さらに長万部寄りに踏み切りはありますが、歩きでは結構な遠回りになります。なお、写真は室蘭方面を望んだものです。

跨線橋を降りると、DF200に牽引された貨物列車が通過してゆきました。現在は道内で寝台列車を牽引する、老朽化したDD51に代わり1992年に新造されたもので、「RED BEAR」の愛称が付いています。何とも、北海道らしいと言いますか・・・。

ひとまず、駅舎でゆっくりすることにします。無人駅ですが、金魚が飼われているのに気づきました。ということは、平日には駅員がいるのでしょうか。

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