18.1日散歩きっぷの旅 W 〜寝坊した朝の日帰り旅・札沼線へ〜 <1>

今年ほど行きたいと思う場所がたくさんある春を迎えたことはないと思う今日この頃、3月末からの短い期間で2つの旅を終えてきました。遠いところに対する気持ちが大きくなりつつある中、道内の特に近場で最近ご無沙汰な路線は結構あるもので、この日の出発前に札幌近郊の『1日散歩きっぷ』を利用したコースを何通りか考え、そのうちの1つを実行しようとしていました。ところが、少し寝坊してしまったためにそれが出来なくなってしまい、それならと言うことでこちらもしばらく乗っていない札沼線(学園都市線)に乗ることだけを決め、9時半少し前に札幌駅に飛んできたのでした。

最初に乗ったのは、キハ143・144の3両編成で運転される、9時28分発の北海道医療大学行きです。新十津川行きに接続する1本前の列車で、これを利用して、訪問してかなり経っている駅を取材し直そう、と考えたわけです。どこに行こうかな、と考えていると、桑園駅を過ぎて函館本線と分かれて右にカーブし、右手に札幌競馬場が見えてきます。日曜日で、さらにGTの皐月賞が行われることから、馬が実際にターフを駆けることはありませんが、すでに多くのファンが馬券を買いに来ているようでした。

八軒駅を出て少しすると、新川通りの上を渡ります。新川通りは札幌駅を出て数百メートル先にまたいだ道路につながっている通りで、琴似川をはさんだ一方通行の3車線の道路です。

新川駅を出ると、高架にも関わらず勾配を駆け上がって、札樽(さっそん)自動車道の上を通り、すぐ先ほどの高さに戻ります。地下鉄南北線・麻生駅に近い新琴似駅を出てしばらく行くと高架区間が終わり、地上を走行するようになります。

どこで降りるか考えていたところでしたが、あいの里教育大駅で下車することにしました。ところで、札幌駅から北側が北区にあたり、ここも北区に属しています。札幌市にある区の面積では南区、西区に次ぐ第3位ではありますが、人口は第1位(約26万人、平成15年現在)で、非常に広さを感じます。

駅の内部です。最後にここを訪れてから2年位経っていると思うのですが、もう変わっていると思った発車案内板はそのままで、少しほっとしたような気持ちになります。なお、2番ホームは改札を出てすぐのホームで、その向かいの1番ホームはここで交換がある場合以外は原則として使われません。わざわざ連絡橋を渡らなくても良いようなダイヤを設定しているのは有り難いですね。

つまり、札幌方面からの列車が来ない場合は、石狩当別方面から来る列車はポイントを渡って2番ホームに入ってきます。このあと、再びポイントを渡って複線の上り線を走行してゆくわけです。

あいの里教育大駅から上の写真の列車に乗り、次の拓北駅で下車しました。下り線側に駅舎があり、みどりの窓口があります。ここで、次回に予定している旅の切符のうち、指定券を1枚発行してもらいました。「いろんな列車が走っているから、ゆるくないね(笑)」とは発行後の一言でした。

2両編成で来た石狩当別行きの列車に乗り、あいの里教育大、あいの里公園と停車してゆきました。あいの里公園駅を出て程なく石狩川を渡りますが、2001年にこの橋は架け替えられ、赤茶色のトラス橋はすでに撤去されていました。

石狩川を渡って札幌市を出て少し行くと、石狩太美駅に停車します。ここではたいてい列車の交換が行われ、それもほとんどちょうどのタイミングで両方向からの列車が到着します。交換する北海道医療大学始発の550Dの車内は、札幌へ向かうのか顔を整える女性の姿がかなり見られました。

10時41分、終点の石狩当別に到着しました。ここから11時15分発の新十津川行きに乗り換えるのですが、時間があるので外に出ることにします。しかし、列車はすでにホームにいてドアも開いており、乗り換え客は30分以上の時間があるにも関わらず列車に乗り込んでいました。

せっかくですから、駅の周りを軽く散策してみることにします。南側の出口を出て左に行くと、JR北海道の駅名板のようなものが見えてきて、よく見ると公園でした。動きませんが、それっぽいものを置いてあることから付いた名前と思われます。

さらに奥へ行くと、踏切があります。見づらいですが、右側のホームにキハ40が止まっています。

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