19.1日散歩きっぷの旅 X 〜ノロッコ号で行く、北の桜の名所・塩狩峠〜 <1>

前回、『Holiday Trip T』にて途中の駅で購入した指定券が、これから乗ろうとするノロッコ号のものでした。しかし、都合により日付を変更してこの日になり、よりにもよってこの列車の運行初日となりました。塩狩駅はいずれ訪問したいと考えていましたが、桜の時期にリンクして臨時列車が走ることから、実行にこぎつけたものです。

(写真をクリックすると、大きいサイズ(640×480)の写真が現れます。)

乗変をかけた時に旭川までの往復割引切符を購入し、ついでに特急「スーパー宗谷」1号の指定券も510円を足して確保しておきました。大抵は札幌駅に着いてから『1日散歩きっぷ』を購入するものですが、今回はすでに切符を用意してあるので、札幌駅の到着はかなりぎりぎりになり、慌しく指定席に腰掛けました。列車のほうは、美唄・砂川は通過して1時間23分で旭川に到着しました。

旭川に着いてからが少し大変でした。まず9時53分、列車は2番ホームに停車したので窓口がある1番ホームの方へいったん階段を下りてゆき、自動改札に往復切符のゆき券を通し、みどりの窓口に駆け込みました。そこで購入したのが『1日散歩切符』です。実はこれを発売しているのは札幌のほかに函館と旭川があり、旭川駅で発売しているのが『道北1日散歩きっぷ』です(深川・永山駅でも発売しています)。これを札幌と同額の2040円で購入し、また自動改札にこの切符を通して先ほど到着した向かい側の3番ホームに停車している、「塩狩峠さくらノロッコ号」に乗車します。ここまで4分ほどで済ませたもので、年を取ったらできないだろうな、と思います。

この列車は、ラベンダーの季節に走る「富良野・美瑛ノロッコ号」と同じ編成を使用しています。ただし、2両の客車の間にバーベキューカーが連結されていました。

名寄行きの先頭は、動力もある「オクハテ510」になっています。こちらは3号車で、自由席扱いになりました。

指定を受けた1号車には販売カウンターが付いています。さらにスタンプがあって、発車前から小さな子供たちが押しに来ていました。

10時ちょうどに旭川を発車し、旭川四条に停車すると、石北本線と分岐する新旭川は通過しました。やがて、上川へ向かう線路と別れ、引き続き電化複線を走行します。

しばらくすると、貨物の旭川北駅に差し掛かってきますが、その向かいには移転に向けて着々と準備が進められている新しい旭川運転所が見えてきます。このために電化されているもので、駅には架線に注意とのポスターが張ってありました。運転所を過ぎると、非電化の単線となり、すぐに永山に到着します。せめて、永山まで電化して普通電車を走らせることはできないのか、と考えてしまいます。

永山で結構乗車があったようで、先頭の自由席はほとんど埋まっていました。今回、塩狩峠付近のウォーキングを兼ねて来ている人が多いようで、車内にはそれらしい雰囲気が漂っています。

比布駅を通過してしまうため、永山の次が塩狩ということになります。蘭留駅を通過したあたりから坂を登り始め、塩狩峠越えに挑みます。

札幌の桜の開花は昨年より早く、取材日の5月10日の時点ではほとんど散っている状態でした。しかし、塩狩峠の桜はまだ早かったようで、1〜2分程度の咲きでした。見頃には、あと3〜4日程度かかるのでしょうね。

10時40分ころ、塩狩駅に到着しました。本来の到着時刻が44分だったので、桜も咲いていないことからあまり徐行運転をしていなかったものに依ると思いますが、その分周辺の散策には充てられます。

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