前編:水郡線と茨城県『関東の駅100選』認定駅めぐり <1>

アルペンルートに挑む日は決まっていましたが、それまでの数日間はどうするかを決めかねていました。そこで、ほとんど未訪問状態の茨城県を中心に動き回ってみようと思い、さらに未乗だった水郡線も乗ってしまおうと考えたわけです。

(写真をクリックすると、大きいサイズ(640×480)の写真が別窓で現れます。)

まずは、急行「はまなす」で札幌を後にします。出発日だけは決まっていたので、なるべく熟睡している時間を多く取ろうと早いうちにカーペットカーの上段を確保しておきましたので、結構その通りになりました。4月3日からわずか1ヶ月少々で再びこの列車に乗るとは思いませんでしたが、今度こそ何のトラブルもなく、トラブルと言えば、せいぜい私が風邪気味だった程度で、横になったときには少し辛かったのですが、どうにか横になって青森を目指します。

5時になると、定刻運行を知らせるアナウンスで起こされてしまいました。先月に比べると日が長くなっているので、当然この時間は明るくなっており、たいていの人が洗顔など朝の日課に時間を使う中、私は自由席に移って座り、本州の景色を楽しんでいました。青森運転所を過ぎると、青森駅はもうすぐです。

青森駅は定刻に、駅舎から最も遠い6番線に到着しました。到着すると、相変わらず牽引機は連結を外れてすぐに港の方向へ向かい、客車の後ろには別の牽引機が連結されて列車を動かそうとしています。少しホームでゆっくりしていたとは言っても1分程度のものですし、本当に早い作業が行われているようです。

前回同様、特急「つがる」2号に乗り換えて八戸に向かいます。八戸で始発の新幹線に接続する列車で、これに札幌からの急行「はまなす」が接続しているわけですから、便利なダイヤであると言えます。そういう背景もあってか、東京へ向かうらしい乗客がずいぶんと乗ってきたようです。

八戸の到着が2分ほど遅れたため、「はやて」2号への乗り継ぎが定時で7分しかないうえに指定を受けたのが先頭の1号車だったので、急いで乗り換えました。前回は、停車駅も多く乗り継ぎに余裕のある「はやて」4号を選んだもののかなり空席が多かったものですが、今回はかなりの混雑でした。

八戸を出ると二戸、いわて沼宮内を通過して盛岡にとまります。盛岡では「こまち」2号との連結を行うため8分の停車があり、それを利用して朝食代わりの駅弁を仕入れました。ここで選んだのがこの『前沢牛弁当』で、朝一番で食べるものではないかも、とは前回も思った通りではあります。しかし、盛岡から乗った人でこの弁当を仕入れた人は多かったようでした。中身はこちら

盛岡から仙台までは停車せず、40分ほど高速のまま列車は進行してゆきます。またもや、仙台は新幹線ホームを踏みしめるだけということになり、外に出ることを許されない囚人のごとく、1度泊まったことがあって新幹線からよく見えるホテルを見てすぐに列車は停車し、乗り換えることになりました。

仙台では、結構な乗客の入れ替わりがあります。「はやて」2号は唯一仙台を出ると途中大宮にも停車することなく東京へ向かう列車ですが、30分前に発車して、福島で「つばさ」と連結して大宮に停車する「やまびこ」104号と東京到着の時間差がわずか7分ですから、この列車は仙台発車時点で毎日のように満席になっていることでしょう。

7分の乗り継ぎで、「やまびこ」206号に乗り換えとなりました。指定券を取るときに、乗り換え7分ということで警告が出たそうですが、階段を使うことになったとしたら走ればいいさ、と言って取ってもらっていたところ、ホームは向かいでした。修学旅行らしい学生の集団と乗り合わせ、各駅に停車しながらおよそ1時間をやや騒がしい中で過ごしていました。

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