現在、私が暮らしている札幌の2003年は冷夏と言われるほど気温はあまり上がらず、真夏日とされる30度以上を記録した日が全くと言って良いほどありませんでした。暑いのが苦手な私には快適な夏でしたが、この旅の計画はすでに6月頃からあり、当時は暑さについてを考えていなかったため、出発の直前になって蒸し暑い中に飛び込むという事態になるとは想像もつきませんでした。
![]() |
さて、旅の始まりは札幌駅ではなく、中央バスの札幌ターミナルという、札幌駅からは少し離れた、地下鉄東西線のバスセンター駅のバスセンターに近いところにある場所から始まります。仕事の都合で本来乗るはずだった急行「はまなす」に乗れなくなり、急遽初体験となる夜行バスを予約したわけです。 |
![]() |
23時55分発の函館行きのバスは、2台で運行されていました。しかし2台を出すほどの混みようでもなく、余裕を持って座っているようでした。車内は普通のバスのような2+2の席ではなく、隣り合わずに1席ずつ離れた3列に並んでおり、仮眠が取れるようにリクライニングが深めになっています。雰囲気で言えば、寝台特急「あかつき」のレガートシートのような感じですが、寝心地はまあまあ、といったところです。
私は1号車、左の中央バスの車両に乗り(ちなみに、右の2号車は北都交通)、国道12号を通って札幌南インターから高速道路に乗ろうとする頃に消灯となり、前のカーテンも閉められて景色は完全に遮られ、寝るしかないと言う状況に追い込まれてしまいました。 |
![]() |
3,4時間くらいしか寝ていないと思うのですが、バスは国道5号線(現在は函館新道ができ、こちら側を通らないルートができています)を通って七飯、桔梗、五稜郭、ガス会社前に停車して5時少し前に函館駅に到着しました。本来は湯の川まで行くそうですが、残った全員が函館駅で降りた模様です。
函館の朝と言えば、朝市が行われており、開店の準備に追われていますが、肝心の食事屋の方は6時にならないと始まらないところが多く、行ってみたかったお店も始まらなかったのでここでは食べずに次の列車で、ということになりました。 |
![]() |
函館から、いよいよ鉄道の旅が改めてスタート、ということで最初の列車は特急「スーパー白鳥」10号です。朝は早く、夜はぎりぎりでというコンセプトの旅を続ける私にとっては、「スーパー白鳥」への乗り継ぎは札幌から考えても本州から考えても不便で、今回このような変更があったからこそ、デビューした頃以来2度目の乗車を果たすことができたので、感謝しなければならないところもあります。しかし、昨日の仕事の疲れとバスの疲れからすぐに眠ってしまい、青函トンネルの中では意識がありませんでした。 |
![]() |
8時51分、青森に到着しました。今回は乗り換えの必要がなく、座席を転換すれば良いだけなので楽なものです。青森へは、急行「はまなす」で来て一旦降りるという事が多かったので、改札はおろか階段も登れないのは不思議な気はしていました。
「スーパー白鳥」10号は、青森では函館からの客が降りた分より少ないくらいの乗車があった程度で、非常に空いていました。青森を出ると、八戸までの1時間余りはノンストップで進んでゆきます。 |
![]() |
すっかり乗り換えポイントとなってしまっている八戸ですが、今回もそのまま新幹線「はやて」10号に乗り換えてしまいます。しかし、ここからダイレクトに東京まで行くのは初めてのことで、飲み物のほかに雑誌も買って乗り込みました。11分の接続で、10時4分に発車となります。 |