13.山寺・松島ゾーンと越後・新潟ゾーンの旅 <3>

9時28分、折り返しの列車に乗って今度こそ新庄を目指します。時刻表上は鳴子温泉止まりとなっているものの、実際は4両編成のうちの後ろ2両が鳴子温泉で切り離しとなり、前2両が新庄行きとなっているようで、駅の案内板では新庄行きとして案内していました。

ふたたび古川に戻ってきました。ここでは13分の停車があり、先ほど新幹線から乗り継いで来たときの時間より多くあります。駅の写真は既に撮ってあるので、駅舎内にあるお土産屋さんなどを物色していました。

選んでみたのは、写真の団子です。定番もありますが、変り種としてくるみとずんだがあります。「ずんだ」とは宮城の方言で枝豆を指し、枝豆を煮つぶして砂糖を混ぜたものです。ずんだもちは宮城の名物と知られており、結構食べることに関しての名物が宮城には多いんだな、と思います。味のほうは、確かに枝豆という感じで、みやここがね米を使用したという餅とは非常に合っていました。

列車は比較的平坦なところを進んでゆきます。しかしさすがにこれから目指す山形県に入るには山を越えなければならず、徐々に勾配がきつくなってきました。『奥の細道湯けむりライン』の愛称が示すとおり、山登りの途中に温泉が目立つようになり、硫黄のような臭いが気のせいかしてきます。

鳴子温泉では11分の停車があるので、外に出てみました。駅前を歩いてみると、結構狭い坂の道路に建物がびっしりと建っており、温泉街の雰囲気も持ちながら、生活感を感じる町並みです。

鳴子温泉駅は、『東北の駅百選』に認定されています。実はここで百選の存在を知ることになったわけで、この後の行程で訪問した駅を合わせると、すでに51駅に訪問していました。福島、山形を含む6県から選ぶというもので、選りすぐりの100駅が選ばれたものだと思いますが、関東・中部・近畿で100選がある関係で、長野県とこれから行こうとする新潟県は百選の選定される県からは外れてしまっています。果たして、また選定作業がどこかの地域で行われるのか、さらにこの2県はどうなるのか、気になるところです。

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