14.The Great Escape 〜日本縦断・12日間の軌跡〜 <5>

Day 2 Saturday,July 24th

さて、前夜のうちに横浜へ移動し、まんが喫茶に泊まって早朝4時17分の快速「ムーンライトながら」に乗ります。熱海から自由席になりますが、すでに名古屋方面から満席だったらしく席は埋まっており、仕方なくカーテンで遮られた運転席の後ろに立って24分、東京駅に到着すると一目散に総武線地下ホームへ向かい、東京からは最初の電車となる成田空港行き快速「エアポート成田」に乗り込みます。

寝過ごさないか心配だったものの、なんとか千葉でわずか3分の接続で内房線の普通列車に乗り換え、木更津までやってきました。そして、向かいのホームに停車していた久留里線の普通列車に1分の接続で乗り、ここまで写真を撮る暇もなく、木更津を出発してのどかな田園地帯に入って気持ちが落ち着いたところで、久留里線の初乗車に向かうことになりました。

途中の横田駅では、交換列車の待ち合わせで6分の停車がありました。タブレットの受け渡しが行われており、先に乗っている上総亀山行きの列車からタブレットを受け取ると、交換列車にそれを渡し、持っていたタブレットをこちらの列車に渡してようやくの発車となりました。

次の東横田駅は、北海道では珍しくない貨車改造の駅舎となっています。まさかここで見られるとは思っていなかっただけに、意外でした。

久留里駅でも交換待ち合わせで7分の停車時間がありました。駅舎のある方が上総亀山方面行きのホームで、向かい側のホームへは停車している列車の前を通って向かいます。今日は土曜日ですが、学生の姿が多く見られます。

久留里を出ると、勾配がきつい区間に入っていきます。草木の生い茂る中をトンネルで通過するというシーンが、この区間ではよく見られます。

終点の上総亀山に到着しました。ここから安房鴨川行きのバスが出ているものの、1本目は今乗ってきた始発列車が到着する前に出発し、次も昼過ぎまでありませんので、列車で戻ることにしました。なぜか止まっていたタクシーの運転手さんと話をしたのですが、安房鴨川駅までの距離と、いすみ鉄道の養老渓谷駅までの距離とはそう変わらないのだそうです。値段は聞いてみましたが、この先の旅を考えると厳しいので(当然ですが)丁重にお断りし、12分後の列車で木更津へ向けて戻り始めました。ただ、今度のドライブルートは出来上がったような気がします。

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