14.The Great Escape 〜日本縦断・12日間の軌跡〜 <25>

Day 7 Thursday,July 29th

旅をしている間は全く感じませんでしたが、中間点の7日目を過ぎました。この日と次の日を使い、前回中国山地を横断する路線をいくつか乗ってきたもので残った路線を乗ってくることになります。
まずは、駅訪問のため倉吉行きの普通列車に乗り、伯備線と分岐する伯耆大山駅を訪問します。そして、米子へ戻る列車は、今度のダイヤ改正で廃止が決まっている急行「だいせん」が倉吉で快速列車に変わったものです。「だいせん」は消えるものの、ほぼ同じダイヤで鳥取〜米子間の快速列車として残ることになっていますが、これによってキハ65系の定期運用がなくなることになります。その快速列車に配置されるなら話は別ですが。

米子駅で急に目に入ってきたこのフレーズ、妙に心にしみていました。特急「スーパーやくも」2号に乗るため、1番ホームの前寄り、自由席の車両が来る乗車位置に立っていたときに見えたもので、これから旅のドラマは海、そして山と巡っていくことになります。ただ、日本海とは今日でお別れになってしまいます。

5時57分、列車は381系6両編成でやってきました。このカラーリングは「やくも」のものですが、紫色の「スーパーやくも」のカラーの車両とが混ぜこぜに連結されています。こう考えると、スーパーと付いたものとそうでないものとの分類が今ひとつ分からないものになってしまいました。

列車は伯備線に入ると、山奥へと入ってゆきます。根雨駅を通過するところですが、「スーパーやくも」については、ここ根雨駅と生山駅には停車しません。起源は弥生時代からとされており、鳥取県と岡山県の県境に位置する日野町の中心部にあり、「やくも」の停車時には賑わいそうです。

米子を出るとノンストップで1時間、新見駅に到着したところで列車を降り、未乗となっている姫新線を一気に走破しようと、津山行きの普通列車に乗り換えます。

新見を出ると、さらに山奥深くへ入っていくような錯覚を覚える車窓になります。最初の交換駅である刑部(おさかべ)駅では、夏休みに入っているでしょうが、部活動か受験のための補習か、相当の数の学生が乗り込んできました。夏休みでもなければ、さらに乗り込んでくることでしょうが。

ほぼ中間地点、中国勝山駅ではその学生達は降りてしまい、新見を発車したときの静寂を取り戻していました。中国勝山駅は蒜山高原への玄関口として岡山駅から直通バスが運転されており、町内にもかつては美作西部の中心地として栄え、高田城が築城された歴史ある町として、いずれも観光に力を入れている地域です。

久世、美作落合駅で停車時間があり、さらに津山を目指すと、右手には中国自動車道が併走しています。この区間は1976年に開通したものですが、1997年に岡山総社インターから北房ジャンクション間が開通したことで、岡山からの交通が便利になりました。岡山から接続する前に、急行「みまさか」などは廃止されています。

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