14.The Great Escape 〜日本縦断・12日間の軌跡〜 <30>

9時10分、備後落合駅に到着しました。前回はここで木次線に乗り換え、三江線を回って三次へ向かいましたが、今回はまっすぐ芸備線で三次へ向かいます。これにより、芸備線は完乗となります。

備後落合を出ると、木次線の線路がすぐに分岐していきます。木次線がいったん下り勾配を進むため、芸備線からは見下ろすような形になります。

次の比婆山駅までのおよそ5kmを、10分かけてゆっくりと進んでいきます。比婆山は神の宿る山として古くから信仰され、神社もあります。また、この山の付近で「ヒバゴン」と呼ばれる謎の類人猿が発見されたことがあるようで、現在も存在は謎のようですが、西城町のシンボルとして、またネギのブランドとして名前が付けられています。

福塩線と分岐する塩町駅に到着しました。普通なら降りているところですが、三次までは未乗ですので、このまま乗っていくことにします。

終点の三次に到着しました。福塩線の列車まで1時間ほどあるので、芸備線で1駅先の西三次駅を訪問することにしました。このときの蒸し暑さは、特にきつく感じました。

暑さとの闘いを19分間続け、ようやくやって来た三次行きの普通列車に乗り換え、3分でふたたび三次駅に戻ってきました。橋を渡って2番ホームの列車に乗り換えることにします。

分岐する塩町駅に戻ってきました。ここから右側の福塩線の線路に入り、中国山地を通る路線で最後に残った未乗線の完乗へ向け、列車は進んでいきました。

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