14.The Great Escape 〜日本縦断・12日間の軌跡〜 <33>

Day 9 Saturday,July 31th

いよいよ、今日からは九州編に突入します。とは言うものの、宿泊したのはまだ本州、山口県の小郡町です。県庁所在地・山口市へ通じる山口線への乗換駅として、新幹線「のぞみ」が停車するようになり、さらに山口までの区間列車が増発されました。そこで、分かりやすくするためとのことで、小郡駅の名前を2003年に現在の新山口駅に改称されたのです。前回も書きましたが、やはり小郡の名前が駅名ではなくなることには、個人的には抵抗を感じます。

九州へ入る前に、山陽本線の駅訪問へ向かいました。まずは新山口駅の次の嘉川駅へ行きますが、乗った列車は新山口始発で関門トンネルを通り、門司へ行くJR九州の415系電車ということもあり、すでに九州に半分は入ってしまっているような心境でした。

厚東駅訪問中、寝台特急「さくら・はやぶさ」が通過していきました。東京を昨晩出発し、およそ12時間をかけてやって来た列車で、思えば私が東京を出てからはや6日が経過しており、通過の瞬間にはいつもの事ながら、相当の遠回りをして来たんだな、と思わせてくれます。

かと思えば、首都圏でも見られるカラーリングの115系電車がこのあたりでも運用されています。こちらは埴生駅で、駅前にオートレース場の大きな建物と、そこへ通じるやや錆びた感じのする覆道が見えます。8時過ぎの訪問だったので、実際にレースの開催日にどのような賑わい方をするのかを見てみたいと思った駅でした。

続いて小月駅を訪問し、始発の列車に乗って次の長府駅を訪問します。先ほどオートレースの話をしましたが、こちら長府駅は駅を出て少し歩くと競艇場があります。いずれも、北海道にいては触れることの出来ないスポーツ(?)ですので、一度は見たいと思っているところです。

山陰本線との分岐駅、幡生駅を改めて訪問しました。すると、ディーゼルの轟音を響かせて特急「いそかぜ」の通過を眺めることになり、いつまでこの姿で走り続けてくれるのだろうか、と考えていました。

ついに本州最後の駅、下関駅に降り立ちました。4年前に山口県を4日かけて旅をしたとき、また2年前にも下関に宿泊し、この駅の雰囲気は何か特殊なものを感じています。しかし今回はわずか15分の滞在で、ふぐを食べる暇もなく九州へ渡ることになりました。

Back <32>  Index  Next <34>