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この日の目的地は、高校の修学旅行で来て、いつかはここで野球の試合を見たいと思い続けておよそ10年、ついにその念願かなった福岡ドームです。福岡駅から都市高速を通りおよそ30分、満員のシャトルバスで到着し、かすかに残っていた記憶と照らし合わせながら、まずはドームの周辺を回り(実際はただ迷っていただけですが・・・)、どこへ行っても地元福岡ダイエーホークスの半被を着ていたりメガホンを持っていたりという中を掻き分けて歩いていました。 |
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チケットを見せて、いよいよ中に入ります。当時は芝の部分を剥がしてコンクリートの灰色の部分しか見えていなかったものの、ドームの広さに圧倒されていた自分がいましたが、上を見るとやはり大きい、と感じます。つい、今年本拠地を移転した北海道日本ハムファイターズのホームグラウンドである札幌ドームと比べてみたくなります。この日の相手はそのファイターズで、私としてはこの対戦カードを選んできました。 |
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福岡ドームは、弁当の種類がたいへん豊富だと感じました。まだファイターズでは発売されていませんが、選手の名前を冠した弁当が数種類あり、どれを食べようか悩んでいましたが、私が札幌ドームで試合を見るときに、弁当で縁起を担いでいるもので、なんだか選手の弁当を選んだらホークスを応援しているようで何か嫌だったので・・・。 |
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こちら、折尾駅の名物として知られるかしわめしを選んでみました。これを食べるのは4年ぶりになりますが、初めての福岡ドームでの試合観戦に加え、大勢の観客がいることで興奮状態にあり、味わって食べることはできませんでした。 |
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蛍光灯に緑の人工芝が照らされ、さらにグラウンドを取り囲うようにある部屋もあって、福岡ドームの雰囲気は非常に明るいものがありました。驚かされるのが売り子の数で、札幌ドームでは飲み物の販売しかされていないものの、福岡ドームでは飲み物に限らず弁当類や応援グッズ、そして7回の攻撃前に打ち上げられるジェット風船の販売もありました。 |
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さて、試合の方は1回にセギノール選手、5回に高橋信二選手の2点本塁打が出てファイターズが4点を取り、そのまま7回に入りました。得点にはならなかったものの、風船を膨らませる音で騒がしくなった7回表には投手の交代があり、さらに試合展開がホークスにとってはストレスの溜まるゲームになり、私の周りはやや険悪なムードが漂っていました。個人的には嬉しいことなのですが・・・。 |
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長い7回表を終えて、ようやく福岡ドームにはカラフルなジェット風船が飛び交いました。ちなみに、札幌ドームではジェット風船の使用を禁止しており、2003年に阪神タイガースと横浜ベイスターズの試合の際、阪神タイガースのファンが禁止のアナウンスを無視してジェット風船を飛ばし、当時の星野仙一監督が激怒したことは記憶に新しいところです。 |
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シャトルバスの乗り場の混雑が激しく、いつになったらバスに乗れるのかの見通しがつかなかったので、台風で強い風に当たりながら、20分ほど歩いて地下鉄唐人町駅にやってきました。いつの間にか、ホームには安全柵が取り付けられています。 |
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博多駅に戻り、22時50分発の特急「有明」39号で熊本へ向かうことにしました。車内では、先ほど付けていたスコアブックの仕上げをしながら過ごし、深夜の熊本駅に着くと、痛みの激しい足を引きずるように路面電車に沿って歩き、繁華街の中にあるまんが喫茶で夜を明かすことにしました。 |