15.北海道日本ハムファイターズ 本州7試合観戦の旅 <5>

 本来、乗っている列車は越後中里が終点になりますが、ある時期には水上まで延長運転されています。その越後中里を出て、次の土樽駅を過ぎると、険しい三国山脈を貫く関越トンネルを抜けて、いよいよ関東へと入っていきます。写真はトンネルを抜けたところにある土合駅で、上野方面へのホームは地上にあるものの、反対のホームは複線化の際、別ルートを敷くこととなり、地下深くにあります。階段にして462段、およそ10分かけて潜ることとなり、乗るときは良いですが、逆に土合駅で降りて階段を登るとなれば非常に大変です。

 この区間は、ループ線があることでも知られています。土合駅を出てしばらくすると、進行方向右側の下に線路が見え、その先に湯檜曽駅のホームがちらっと見えます。

 10時31分に終着の水上駅に到着すると、間髪入れず4分の待ち合わせで高崎行きの普通列車に乗車します。在来線で水上に来たのは、上毛高原駅や土合駅の訪問に行ったとき以来ですから、およそ4年ぶりになります。

 途中の沼田駅で見つけたものです。東京まで146.4km、新潟まで187.5kmと関東に入って来ればもっとその差は大きく感じるのでしょうが、これから上野へ向かう身として、まだ半分を少し越えた程度なのか、と思うとやや複雑な気もします。

 吾妻線との接続駅である渋川駅です。今の時期はちょうど大学の夏休みにもあたり、サークルやゼミなどで夏合宿を行うにあたり、吾妻線の終点・大前駅のある嬬恋や、今まで通ってきた湯沢近郊がメッカであるとも言えます。そのせいでしょうか、それらしい人たちを随分目の当たりにしてきました。

 高崎までもう1駅、というところで、昨年10月に開業した高崎問屋町駅を訪問するため下車しました。そして次の列車で高崎に向かい、11時53分の列車に乗り込むと、宮城県で震度6強を観測し、関東でも震度3前後の揺れがあったことを知らされました。外を歩いている分には全く気付きませんでしたが、この地震の影響で終日東北新幹線が運転を取り止めるなど、東北地方への旅行中止勧告が出ました。

 私はと言いますと、高崎線の大宮〜熊谷間の9駅を訪問に行きました。湘南新宿ラインの運転が始まり、列車も新型のE231系、とりわけグリーン車を連結した車両が増えてきたような感がありますが、まだ高崎線では211系も多いようです。しかし、先ほどの地震の影響で湘南新宿ラインの運転がストップし、高崎線内単独の列車のみが運転されるようになったことで、訪問計画に乱れが生じ、時間的な都合から大宮のとなりの宮原駅は、翌日に回すこととなりました。

 駅訪問を上尾駅で中断し、そのまま終点の上野駅に到着すると、京浜東北線の快速電車に乗り換え1駅、秋葉原駅で降りて荷物を預けて身軽になり、中央線に乗り換えて水道橋駅で下車、そしてついに東京ドームへの訪問を果たしました。水道橋駅は、となりに場外馬券売り場がありますので、何度も来たことのあった場所ですから、降りたときの感動は特にありませんでしたけれど、中に入ったときの感動は格別でした。

では、旅のほうは3日目へ続きます。

Back <4>  index  Next <6>