15.北海道日本ハムファイターズ 本州7試合観戦の旅 <17>

 7日目の早朝、なぜか和歌山県は紀勢本線・紀和駅に立っています。実は、昨日の大阪ドームでの観戦後、大正駅から環状線で天王寺駅へ行き、阪和線に乗り換えてB快速(日根野〜和歌山間各駅停車)に乗車し、そのまま終点の和歌山駅へ23時45分に到着、歩いて10分ほどのインターネットカフェで夜を明かし、和歌山駅から4時52分発の阪和線普通列車で次の紀伊中ノ島駅で下車し、歩いてこの紀和駅にやって来た、というわけです。

 ここ紀和駅は、もともと和歌山駅を名乗り、和歌山のターミナル駅として君臨していました。阪和線、和歌山線と南海の歴史が複雑に絡み合い、現在の和歌山駅が東和歌山から改称されると、紀和駅がターミナルとしての機能を失い、現在では交換設備のない単線駅になっています。早朝の薄暗い駅舎は、正直不気味なものがありました。

 本来は紀和駅で電車を待ち、和歌山市駅へ向かうはずでしたが、和歌山市駅で5分の滞在となると、駅舎の撮影には難しい時間ですので、電車の時間まで40分ほどあったことから、歩くことにしました。昨日の東西線駅訪問で悲鳴をあげている足も、どちらかと言えば朝の散歩のようなすがすがしさはありました。

 これからJR紀勢本線に乗って和歌山駅を目指すわけですが、JRの路線であることは駅舎からはうかがい知ることはできず、ホーム看板も南海のものに準じています。また、JRのホームが一番端で2番を名乗っており、1番ホームは廃止されて一般の車の入れないような通路になっています。

 和歌山駅へ戻り、この区間の乗車を果たすと、ほとんどの駅が未訪問の阪和線の全駅を訪問すべく、片っ端からの訪問を開始します。関西空港線が分岐する日根野駅から和歌山駅までの間が、特に電車の本数が少ないので難度は高いのですが、日曜日であることがさらにそれを高くしています。

 大阪府に入って最初の駅、山中渓駅では20分ほどの待ち時間がありましたが、その間に猫が無人の駅の改札通路に立っているのを見ていました。そして、顔を洗った・・・と思うと急に雨が降り出し、やっぱり迷信は本当なのかなと思うのと同時に、駅訪問の身にとって雨は大敵ですので、どうしようという気持ちでいっぱいでしたが、結局はこの駅の訪問中におさまりました。ところで、猫が顔を洗うと、雨ではなく天気になる、と言われている地方もあるようですね。

 日根野まであと1つ、という長滝駅では、日根野電車区の末端部分を眺めることができます。小高い丘の上に、阪和線の主力である103系や、紀勢本線に入る特急電車が見えます。

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