15.北海道日本ハムファイターズ 本州7試合観戦の旅 <19>

 登ってきたとき同様に、降りるときも先頭に立って景色を見ることにしたのですが、日曜の昼時ということもあってか、観光帰りで非常に混みあっていました。先ほど、角度にして30度ほどと書きましたけれども、スキー場では急なほうになります。それをケーブルカーでゆっくり降りるほうが、逆に怖く感じます。

 極楽橋駅に降りてきて、13時3分発の特急「こうや」4号に乗り換えます。高野山駅で特急券を購入したのは正解で、降りてきたときに特急券の案内をしていたものの、すぐに満席となりました。ただ、私の隣の席には誰も来なかったのが気になりましたが、先ほど来た線路を、高野下駅までは非常にゆったりとしたペース、高野下駅から橋本駅までは一部でスピードを出して行き、橋本駅を過ぎてからは特急列車らしいスピードの走りを見せ、14時32分に難波駅に到着となりました。

 難波に戻ってはきましたが、もう少し南海の旅を楽しむことにして、和歌山行きの特急「サザン」に乗り込みます。和歌山寄りに特別車両、難波寄りに普通の車両が連結されている珍しい形の特急電車で、特別車両には料金がかかるものの、普通車両に乗っている分には普通の運賃で乗車が出来、手持ちのゾーン券でも乗車できます。これに乗って2つ目の天下茶屋駅を訪問に行きました。

 天下茶屋の次、岸里玉出駅から汐見橋線に乗り換え、終点の汐見橋にやって来ました。汐見橋線という名前が付いていますが、高野線の一部であり、かつては高野山へ向けての電車が通っていた路線でした。しかし、極楽橋駅までが全通した1929年に、高野線の電車が難波から発着するようになって汐見橋線が支線のような扱いとなり、現在では本線に接する専用ホームを折り返しており、かつて直通した高野線とのホームは構造上離れてしまいました。汐見橋駅には、今でも昭和中期に作成された、古い観光地図が掲出されています。

 汐見橋駅から歩くこと数分、地下鉄千日前線・桜川駅から1駅、なんば駅に戻ってきました。ここからJR難波駅に移動し、駅写真を撮り直して関西本線の電車に乗って、3日ぶりの対面となる荷物を引き取りに天王寺駅に向かいました。

 天王寺駅から地下鉄に乗り、日本橋駅付近のホテルに一旦チェックインしてから、大阪ドームへ向かうべく長堀橋駅へ歩き、長堀鶴見緑地線のやや小さな形の電車に乗っていきました。長堀鶴見緑地線は、日本で最初のリニアモーター式の地下鉄にあたり、1990年に開催された「花と緑の博覧会」に合わせて京橋と鶴見緑地を結んだのがはじまりです。

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