26.1日散歩きっぷの旅【8】 一日散歩と根室本線2429D列車 <1>

 またもや、気付いてみれば、前回の「一日散歩きっぷ」の旅から1年近くの間が空いてしまいました。今回取ったルートは、今まで取ったことのないものを選び、半ば衝動的に出かけることになりました。

 まずは、地下鉄で札幌駅に向かいます。札幌の一大イベント、さっぽろ雪まつりの真っ最中、それも土曜日で明日の日曜日が最終となるものの、さっぽろ駅には大きなトランクなどを抱えた、観光客らしい人が多いと感じました。もしかしたら、この時期に東京に脱出するか、今日の残り半分と明日を休養日に充てるのか、とさまざまな空想が巡る中、さっぽろ駅のJR線に近い階段を登っていました。

 さっぽろ駅の改札をくぐって2分ほどして、札幌駅西口のみどりの窓口で例の「一日散歩きっぷ」を購入します。地下鉄は1日乗車券、土曜・休日には500円という破格な値段で売られている「ドニチカきっぷ」を既に買っているので、この2枚を合わせただけで、札幌近郊を自由に回れるという、妙な優越感がありました。

 「一日散歩きっぷ」を握り締め、札幌駅の10番ホームに上がりました。「電車乗車口」と書かれているだけで、来る列車の形式の目星は付いています。

 予想通り、7時ちょうど発の滝川行きは、電化された当初から走り続けている711系の3両編成でした。札幌駅が高架になった頃、まだ客車列車はわずかに残っていましたが、711系が札幌圏に乗り入れることが少なくなったことから、札幌駅から乗れるという事が不思議にも感じます。実際、札幌から乗ったのは記憶にないくらい前の話だと思います。

 7時ちょうどに札幌駅を出ると、右側にキハ283系の特急列車が併走します。同時刻に発車した函館行き特急「スーパー北斗」2号で、結構混んでいる様子でした。札幌を出てしばらくは特急より早い速度を出していたものの、すぐに苗穂駅に停車するので、あっさりとお別れしてしまいます。

 白石駅を過ぎると、今度も同じキハ283系で運転される釧路行き特急「スーパーおおぞら」1号と併走します。こちらは平和駅を過ぎて左に大きくカーブして厚別駅に入るので、わずかの時間ではありましたが、ここでお別れとなります。各駅に停車しながら、滝川を目指します。

 3分ほど遅れ、7時52分に岩見沢に到着しました。札幌では晴れ間が見えたのですが、このあたりになると雪が強く降っています。最近テレビを見ていると、高速道路の情報がよく流れますが、札幌近郊は晴れているはずなのに、岩見沢あたりが通行止めになっていることが良くあります。西側からの風をもろに受けてしまうのでしょうね。

 岩見沢では、網走行きの特急「オホーツク」1号の待ち合わせを行います。乗っている滝川行きの普通列車は8時ちょうどの発車のはずでしたが、信号が変わらずに2分ほど遅れて出発となりました。

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