30.JR完乗の瞬間、稚内・帯広の旅 <2>

 稚内へは、このキハ54型で向かうことにしました。12時38分の発車で10分ほど前に改札が始まり、人はほとんど乗っていませんでしたが、12時35分に名寄に到着した快速「なよろ」1号からの乗り換えで大きな荷物を背負った若い人たちが乗ってきました。

 ちなみに、この列車を選んだのは、稚内行きで唯一純粋に各駅に停車する列車だったからです。「スーパー宗谷」で一気に踏破することも考えましたが、この方が合っているかな、と思いました。そして最初の駅である日進駅に到着しましたが、いきなりホームの短いところで、この先こういう駅がどのくらいあるのだろう、と考えました。特にこの先では駅が利用者のいないために廃止になった駅がいくつかあり、車内からはその跡を見ることはできませんでした。

 13時43分、天北線との分岐駅だった音威子府駅に到着しました。ここでは12分の停車時間がありましたが、すでに車で訪問したことのある駅でしたので、そのまま車内で待っていました。そばが有名ですが、さすがに車内に持ち込んだ人はいませんでした。

 あまり人の住んでいなさそうな秘境を通りながら、15時14分に幌延駅に到着しました。一応のこと、この列車は幌延止まりで稚内行きに接続する、という形ですが、列車番号が変わるだけで車両はそのままで、23分の停車ということになりました。向かいのホームには誰も乗っていない15時50分発の旭川行きが止まっていました。この列車も名寄まで各駅に停車いますが、名寄からは北剣淵、南比布駅に停車しません。

 勇知駅に到着しました。車で稚内まで来たときに、稚内駅からこの駅まで乗ったことがありました。厳密に言えばここがゴールになりますが、敢えてこのことは忘れて、稚内まで未乗のつもりで過ごすことにしました。

 16時39分、ついに北海道の最北端、稚内駅に到着しました。勇知まで乗ってきたときは南稚内で降りたので、稚内まで列車で来たのは最初になります。駅ナンバリングの「W80」が札幌からの駅数を表しており、ついにここまで来てしまったのだな、と思いました。

 そして、稚内に来るとこの写真を撮らないとなりません。最北端を表す標識です。写っている列車は、16時51分発の特急「スーパー宗谷」3号です。

 稚内での夕食は、「ボリューム亭」を選びました。名の通りかなりボリュームがあり、食べきるのがやっとでしたがかなり美味しかったです。他のメニューも頼んでみたくなりました。

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