30.JR完乗の瞬間、稚内・帯広の旅 <3>

 翌朝、7時10分発の札幌行き特急「スーパー宗谷」2号で一気に札幌を目指します。名寄までは普通列車で4時間かかりましたが、この列車は2時間42分で走ります。あっという間なそうで、案外そうでもなかったです。

 その2時間42分後、駅ナンバリングが「W48」の名寄まで戻ってきました。2分の停車時間を利用して飲み物を買って、札幌までの2時間余りを持たせることにしました。

 10時44分、旭川に到着しました。今回の旅は気動車だらけなので電車特急の「スーパーカムイ」に乗り換えようかと思いましたが、このままゆったりと座り続けることにして、12時6分、終点の札幌に到着となりました。本当に早いものでした。

 このまま札幌で旅を終わりにしても良かったのですが、まだ12時過ぎでしたので、もう一箇所と考えると、帯広に行ってみたくなり、特急「スーパーとかち」5号の指定券を取りました。「スーパー」と付けばキハ261系かキハ283系のどちらかですが、9時21分にあった震度5弱の地震の影響で、車両がキハ183系に変わっていました。地震があったことも知りませんでしたが、津波も20cm程度来たとのことで、被害は無かったのか心配でしたが、そういうこともなく安心しました。

 最高速度が落ちる関係で、帯広には13分遅れで到着しました。この写真は、かつて帯広駅が地上にあったときに線路が敷かれていたところを指しています。

 帯広では、少し早い夕食になりましたが、駅近くにある豚丼の「ぱんちょう」に行ってきました。多分豚丼で一番美味しいのはここかな、というのが私のイメージで、それ以上に美味しいところがあれば知りたいところです。夕食には早すぎたので少し残してしまいました。

 帯広に来たのはこれだけの理由で、滞在時間2時間ほどで特急「スーパーおおぞら」12号で札幌に戻ります。稚内は旅行者が多いというイメージでしたが、帯広からの帰りはビジネスマンが占めていました。よくこの切符が取れたものだな、と思いながら2時間半ほどの帰り道を過ごしていました。

 ということで、本格的に全国を意識してから10年余りでJRを全線乗ったことになりました。しかし、乗ってからしばらく経っている路線があったり、うとうとしていて車窓を覚えていないところもあるので、今度旅の機会に恵まれたら、未乗の私鉄線とともに乗っておきたいと考えています。

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